金沢のしきたり展 ―引札と包み紙―
平成26年1月5日[日] -1月27日[月] 会場|金沢アートグミ
午前10時 -午後6時 水曜定休 入場無料
主催|近江町市場商店街振興組合、NPO法人金沢アートグミ、近江町いちば館
協力|石川県立図書館、金沢21世紀美術館[(公財)金沢芸術創造財団]、
金沢くらしの博物館[(公財)金沢文化振興財団]
お問合せ|NPO法人金沢アートグミ
石川県金沢市青草町88番地北國銀行武蔵ヶ辻支店3階 Tel: 076-225-7780 Web: www.artgummi.com
「引札」は、18世紀の初めに江戸の商家が安売り広告として初めたのが始まりと言われています。現在のチラシやカレンダー、包装紙のような役割をした広告媒体の一つとして捉えることができます。今回は、金沢に現存する「引札」の中で、明治・大正時代のものを中心に約140点の展示を行います。
また、その始まりが、引札に由来していると言われる「包み紙」の展示も合わせて行います。
「包み紙」は、大正時代にデザイン性が盛り込まれるようになり、現在の包装紙と呼ばれるようになりました。今では、様々なデザインで商品とともに私たちの生活を彩っています。
風習、しきたり等、金沢には後世に伝えなければならないものが数多くあります。今回、縁起や年中行事、節目の“はれの日”を重んじ、季節を意識したであろう商家の営みに、広告的な視点を取り入れ、過去と現在を繋ぐ“商いの心意気”を感ずる展示を目指しています。
講演会
テーマ 「引札と包み紙にまつわる話」(仮)
日時 平成26年1月11日[土] 午後2時―3時 無料
講師 高橋 律子氏
金沢21世紀美術館 学芸員