金沢アートグミ第9回企画公募
XRパフォーマンス 体験ワークショップ
身体彫刻浮遊祭〜金沢探索篇〜浮遊するまち
肋骨、背骨、腕など、ボディ・パーツのみのアバター「身体彫刻」になって金沢のまちなかを浮遊する感覚で散策する、新しいまちあるきです。
スマートフォンアプリを用いて自分の身体の動きと連動して動く身体彫刻を見ながら身体を動かすことで、日常とは異なる身体知覚を探り、自らの身体の特徴に意識を向けます。
※本イベントは、第9回金沢アートグミ企画公募採択企画です。12月に公演および展示を行います。
「身体彫刻浮遊祭」とは▶︎
身体彫刻浮遊都市とは、「参加する全ての人が、身体の骨格や器官などのボディパーツを限定して自分らしい身体的特徴や理想的な身体を表現した、究極のオリジナルアバターを身につける未来」を想定した、AR都市レイヤーです。https://newview.design/works/bodysculpturefloatingcity/
XRパフォーマンスプロジェクト「身体彫刻浮遊祭」では、この都市の祭りにアクセスし、様々な場所で身体彫刻をまとう人々と集い、踊ります。
注意点▶︎︎
・集合場所から移動してまちあるきを行います。遅刻される場合はご連絡ください。
・TDPTというモーションキャプチャーアプリを使用予定です。iPhone X以降、iPadをお持ちの方はぜひご持参ください。
・それ以外にも、映像撮影のためにスマホ / タブレットを使用する可能性がありますので、ぜひデバイスをご持参いただけますと幸いです。
・集合場所、参加可否、当日詳細については、いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。特に集合場所については、必ずメールをご確認ください。
XRパフォーマンス 体験ワークショップ
11/4(月祝) 13~16時:瓢箪町
町屋に様々な時代、人々の工夫が施された瓢箪町。軒先のテントでひと休みしたら、空に向かって肋骨で大きく呼吸して、長い足で屋根瓦から道路を挟んで駐車場の上の波板に乗り移る。身体彫刻をつけかえながら、まちの様々な工夫と戯れましょう。
集合場所:金沢アートグミ
参加費無料
定員:10名
お申し込みフォーム:https://forms.gle/HMP5MZ3tPrWsWN3P9
11/7(木) 19~21時:新・白山坂(予定)
金沢には道路の脇にゆるやかなカーブが多く、カーブから分岐した坂も存在します。その坂に自動車のヘッドライトが当たることで、天然の照明演出が加わるような場所が存在します。照明によって演出された坂を、様々な身体彫刻で百鬼夜行さながらに踊り歩きましょう。
参加費無料
定員:10名
お申し込みフォーム:https://forms.gle/HMP5MZ3tPrWsWN3P9
11/9(土) 13-16時:菊川(予定)
古い町屋を改築し、カフェ、ギャラリー、住居など、新しい集う場所と文化が生まれはじめている。歴史はありながら、再解釈され、生まれ変わり続ける街の構造を、様々な身体彫刻で知覚してみましょう。
参加費無料
定員:10名
お申し込みフォーム:https://forms.gle/HMP5MZ3tPrWsWN3P9
sion
XRアーティスト
東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。MIMIGURI、Synflux、WIRED SciFiプロトタイピング研究所などでワークショップを中心とした参加型デザインを担い、遊びや演劇、クリエーションといった仕掛けを交えながら、参加者の創造性の可能性を極限まで引き出すツールやリサーチプロセスをデザインし、世界観を演出してきた。 2022年よりXR作品の制作を開始。同時に即興でのダンス表現も探究し始め、フィジカルとバーチャル両面での身体性を模索する。MRやゲームといったデジタル作品を中心に、現実世界のありふれた日常の1シーンを切り取り、遊びやアナロジーなどを活用した「魔術」を用いて架空の世界観を構築し、泡沫の夢を作る。プレイヤーが夢から醒めた後も、その魔術を用いて、生きづらい現実を少し豊かに生きてほしいと願っている。 2024年より、デジタル作品で制作した世界観をベースとして、XRやゲーム、パフォーマンスなどの作品群へと展開し、アーティストや市民を巻き込む『Collective World Building』という手法を構築すべく、活動中。 主な作品にGEMINI Laboratory GLOBAL DESIGN AWARDS 審査員賞作品『過密流幽怪』、NEWVIEW AWARD 2022ファイナリスト作品『身体彫刻浮遊都市』などがある。
渡辺明日香
ダンサー
1999年生まれ、大阪府出身 武庫川女子大学、健康スポーツ科学科卒業 在学中に、中学校教諭一種免許状、高等学校教諭一種免許状、初級障がい者スポーツ指導員、健康実践指導者、スポーツリーダーの資格を取得。その後、同大学の大学院健康・スポーツ科学研究科修士課程に進学したが、ダンス活動に重きを置くため中退し進路を変更。現在は、出身地で、小学校の放課後児童保育の現場で勤務しながら、アーティスト活動をしている。 16歳からバレエ、テーマパークダンスを始め、大学でダンス部に所属。コンテンポラリーダンスや創作、即興表現に出会う。2023年ヨコハマダンスコレクション、コンペティションⅡ 選出。アーティスト・ダンサーとして、『HIxTO』、『ANTIBODIES Collective』、『Bambino!』において、公演やイベントの出演、ダンスワークショップやアウトリーチのアシスタントを行っている。また、2024年から『京都国際ダンスワークショップフェスティバル』にスタッフとして参加。