展示に向けて二人が話し合いを始めたとき、「気配」「間」「浮遊感」などといった言葉が共通項的に浮かび上がってきた。「何かと何かの間にある『ゆらぎ』のようなもの」が、制作におけるお互いの重要な意識となっている。それが、堀江であればデフォルメされた少女のキャラクターで、高嶋であれば頭部が壺（空洞）になった人型の像、というモチーフを介して作品・空間化されている。今回は、この２つの「像」により生み出されている「気配」同士が互いに関係しあうこと、をメインのテーマにしようと思う。

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【イベント】

●オープニング・トーク｜9月28日（土）18:00〜
参加費1,000円（学生無料）

●コラボレーション・ワークショップ「つくる＋えがく」
２名の作家による造形と絵付けのワークショップを2回に分けて行います。高嶋による造形と堀江による絵付け。それぞれを講師として、参加者の手による二次的なコラボレーション作品を制作します。

日時
【造形】9月29日（日）10:00〜12:00 講師：高嶋英男
【絵付】10月6日（日）10:00〜12:00 講師：堀江たくみ

場所
金沢アートグミ

参加費
4,000円（2日間通し）

予約先・問い合わせ先
堀江たくみ horietakumi662@gmail.com

●クロージング・トーク｜10月14日（祝月）18:00〜
参加費1,000円（学生無料）

*オープニング/クロージングトークでは、金沢アートグミ料理部による軽食と堀江が所属するシェアアトリエ・キタイッサカのお酒をご用意します。

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作家略歴

堀江たくみ
1988年　大阪生まれ
2010年　近畿大学 文芸学部芸術学科造形芸術専攻　卒業
2012年　金沢美術工芸大学 修士課程美術工芸研究科　修了

高嶋英男
1981年　東京生まれ
2010年　多摩美術大学 美術学部工芸学科　卒業
2012年　多摩美術大学 大学院美術研究科工芸専攻　修了
2014年　東京藝術大学 大学院美術研究科彫刻専攻　修了