今から2000年以上前にインドで生まれた壮大な叙事詩マハーバーラタは、世界三大叙事詩のひとつにも数えられ、「マハー=偉大なる」「バーラタ=バラタ族」の名前の通り、インドをかたちづくったバラタ族の抗争を軸に、当時のインド各地に伝承されていた民話や神話を取り入れつつ、神々と人間とが入り混じった壮大な物語です。インド、インドネシアなど東南アジア各地では芸能の源泉となり、その深い哲学は社会の基盤ともなっています。
30年以上に渡り舞台芸術界を牽引してきた空間演出家小池博史が、初監督として制作した本映像作品「壊れた時間のバラタ」は、空間・身体・時間がせめぎ合う唯一無二の世界観を生み出しています。
マハーバーラタ公式WEB
https://mb2020.info/
日程:2021年4月25日㈰
第1部 13:00~/第2部 16:30~
参加費:1500円 大学生以下500円
時間:各回1時間30分程度(本編映画30分、写真映画5分、トーク約40分)
場所:金沢アートグミ
主催:空間芸術 小池博史ブリッジプロジェクト/株式会社サイ
共催:認定NPO法人金沢アートグミ
ご予約:
お電話(03-3385-2066)またはメールsai@kikh.comにてお名前と時間をお知らせください。
下記申し込みフォームからもご予約頂けます。
スケジュール:
【第1部】
12:40 開場
13:00 開演
13:10 本編映画「壊れた時間のバラタ」上映
14:10 写真映画「バラタ」上映
14:30 終了
【第2部】
16:10 開場
16:30 開演
16:40 本編映画「壊れた時間のバラタ」上映
17:40 写真映画「バラタ」上映
18:00 終了
■空間演出家、小池 博史(こいけ ひろし)プロフィール
空間演出家・作家・振付家・映像作家、「舞台芸術の学校」代表 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授、茨城県日立市生まれ。一橋大学卒業。
1982年パフォーミングアーツグループ「パパ・タラフマラ」設立。以降、全55作品の作・演出・振付を手掛ける。2012年5月解散。その後すぐに「小池博史ブリッジプロジェクト(HKBP) ※ 」を立ち上げ、空間芸術と名乗りつつ、創造性を核に教育・発信・創作を三本柱とした連携プロジェクトを展開中。アジア各地で21作品を創作。現在までに、演劇・舞踊・美術・音楽等のジャンルを超えた空間芸術作品を10カ国で創作、40カ国で公演。
1997〜2004年つくば舞台芸術監督、アジア舞台芸術家フォーラム委員長、国際交流基金特定寄附金審議委員(2005年~2011年)等さまざまな審議員、審査員等を歴任。 著書として「ロンググッドバイ~パパ・タラフマラとその時代」(2011年、青幻舎刊)、「からだのこえをきく」(2013年、新潮社刊)、「新・舞台芸術論−21世紀風姿花伝」(2017年、水声社刊)。「夜と言葉と世界の果てへの旅―小池博史作品集」(2018年、水声社刊)。
■小池博史ブリッジプロジェクト(HKBP) https://kikh.com/
空間演出家・元パパ・タラフマラ主宰の小池博史が立ち上げた舞台や動画作品の企画・制作を行う団体です。アジア各国の伝統舞踊や演劇・舞踊・美術を融合させた多様な演出に定評があり、アジア各国で21作品を創作し世界12カ国で公演(パパ・タラフマラ時代を加えると10カ国で創作、40カ国で公演)の実績があります。各国の文化や芸術を融合した作風で、最近ではコロナ禍で「異」なるものに対して不寛容になりつつある社会に空間芸術を通じて寛容の重要性を示し、共生社会の必要性を今一度訴えようと試みています。