企画公募2019
2019年11月30日~2019年12月23日
10時~18時 水曜定休
会場|金沢アートグミ
主催|認定NPO法人金沢アートグミ
協力|金沢アートグミにご寄付頂いた皆さま、北國銀行
2016年に認定NPO法人となった金沢アートグミは、頂いた寄付金を活用した企画公募事業をスタートしました。第4回となる本年は、『Tokyo Media Interaction』と邦楽囃子方の望月太満衛氏のユニット「(1÷0) ²」による展示&ライブパフォーマンス『メトミミノサキ』を開催いたします。
メトミミノサキ
視覚という能力をもつ眼球は、体の中で唯一飛び出している臓器である。
それが、なぜ体外に出ているのか。
耳は頭部の中に格納された器官であり、振動を音に変容するためのものである。
それが、なぜ体内にあるのか。
目と鼻の先の如く、なぜ目と耳はこんなに近くに、水平にあるのか。
この展示を体験して、あなたなりの答えが出るかもしれない。
展示作品 In the Garden
氾濫した情報や装飾を制限し、本質のみを残すミニマリズムの概念と共に、無限とも言える想像的余地を残し、美に昇華する枯山水は、すでに平安期に確立されたインスタレーション作品だが、現代においても表現の進歩にヒントをあたえつづける。
日本庭園としての枯山水は、完成されたものとしてその更新を止めている。このままでは絶滅か、一部の愛好家や行政に支えられた博物館入り、に近づいていく事になる。
今回のプロジェクト「メトミミノサキ」では、枯山水本来の本質的意義と精神性を抽出し、その再現を試みるが、媒体は庭ではなく、音と映像を用いる。伝統と現代が隔たることなく共存する金沢は、このプロジェクトの土壌として理想的な場所である。
今回、ゲストに邦楽囃子方の望月太満衛氏をお迎えし、ユニット名を(1÷0) ²とアレンジして、本作品を出品する。
展示制作:Tokyo Media Interaction
ライブパフォーマンス 融解|融合
邦楽器の演奏という、生身の人間でしか出来ない表現そのものを、MAX/MSPという、先端的ソフトウェアで変容し、解体、再構築をする事で、人力とシステムの表現の限界に挑むユニット。作品コンセプトにこめられた強固な精神性と共に圧倒的質量の音と映像を用いて、伝統芸能でも現代アートにも括られない、或いはその両方であるとも言える何か、を起爆的に表現する。
出演 (1÷0) ²
尺八:黒田鈴尊
囃子:望月太満衛
映像:宮本MAX
ディレクション:Asano5
【ご予約】
融解/11月30日(土)18:00開演(17:30開場)
融合/12月23日(月)18:00開演(17:30開場)
チケット/前売2,000円・当日2,500円(ワンドリンク制)
予約/ichiwaruzero@gmail.com または 金沢アートグミまで(TEL.076-225-7780)
11月30日はパフォーマンス後にレセプションパーティーが開催されます。
金沢アートグミ第4回企画公募「メトミミノサキ」
会期:2019年11月30日(土)~2019年12月23日(
時間:10時−18時 水曜定休
主催:認定NPO法人金沢アートグミ
協力:北國銀行、アートグミにご寄付いただいた皆様
後援:金沢市、北國新聞社、北陸放送、