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2023/6/3-8/13

金沢アートグミ14周年記念展 津田道子 so far, not far

金沢アートグミ14周年記念展

津田道子 Michiko Tsuda
so far, not far

2023.6.3 Sat. – 8.13 Sun.
会場 金沢アートグミ|金沢市青草町88番地北國銀行武蔵ヶ辻支店3階
10:00 – 18:00 水曜定休  入場無料

主催 認定NPO法人金沢アートグミ
協力 北國銀行 TARO NASU
助成 澁谷学術文化スポーツ振興財団
機材協力 ARTISTS’ GUILD

 

金沢アートグミ14周年を記念し、アーティストの津田道子の個展を開催致します。

津田道子は2年前、コロナ禍のタイミングで金沢に移住しました。移住後始めたランニングをきっかけに、ダンサーとはまた異なるアスリートならではの身体との関わり方や、スポーツという、プレイヤーの裾野が広く誰にでも開かれている文化とアートの共通点を感じるようになったと言います。 

本展では金沢をフィールドに、「走ること」と「声にすること」に着目した新作の映像インスタレーションを展示致します。関連イベントとして、2023年度金沢21世紀美術館芸術交流共催事業 アンド21+に採択されたレクチャー・パフォーマンスとランニングのイベント 「and run」等も行い、展覧会を基点に、スポーツやアート、金沢というまちの捉え方が根底から変わるかもしれない様々な探索に誘います。

 

 


津田道子

アーティスト。インスタレーション、映像、パフォーマンスなど多様な形態で、鑑賞者の視線と動作によって不可視の存在を示唆する作品を制作。主な個展に、2020年「Trilogue」(TARO NASU)、主な展覧会に、2021年「アジア・パシフィック・トリエンナーレ」(QAGOMA、ブリスベン)、2020年「インター+プレイ展 第1期」(十和田市現代美術)、2019年「あいちトリエンナーレ2019: 情の時代」(伊藤家住宅)、など。2013年東京芸術大学大学院映像研究科で博士号を取得。2019年ACCのグランティとしてニューヨークに滞在。2021年より金沢美術工芸大学准教授。Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞。2021年よりランニングを始める。


 

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and run

高度経済成長期、産業化に乗り遅れた金沢は「周回遅れのトップランナー」と形容されました。加賀百万石を誇る大藩の政治・経済・文化の中心地から一転、人口も流出し経済発展することが叶わなかったため、伝統文化・歴史的景観の保護や新しい文化を創出する政策を打ち出し、それがかえって21世紀の価値観に合致したことを表しています。

生活する中でまちを観察していると、江戸時代から流れる用水や清水などの地形、その由来に出会い、今見られる景観にも私のような多くの個人の生活が関わってきていることを想像します。「周回遅れ」と言われた金沢をランニングしながらリサーチし、見つけたルートをたどるランニング・イベントとレクチャー・パフォーマンスを金沢21世紀美術館にて行います。

8.10Thu. -13 Sun.
7.11  20:00〜 予約開始
下記予約フォームよりお申し込みください。

▷予約フォーム
https://forms.gle/ASXcQyz5feLe7k9C7

 



[スケジュール]

8月10日(木)
 19:00~ イブニング・ラン(ややしっかり) プロジェクト工房集合

8月11日(金・祝)
 17:00-18:30:レクチャー・パフォーマンス@シアター21
 19:00~ イブニング・ラン(かるく)プロジェクト工房集合 満席

8月12日(土)
 17:00-18:30:レクチャー・パフォーマンス@シアター21

8月13日(日)
7:00~  モーニング・ラン (しっかり) プロジェクト工房集合


レクチャー・パフォーマンスの開場は開演の30分前、ランの集合は、スタートの10分前になります。

 

[出演]
津田道子、折橋直紀(カイロプラクティック折橋治療院)、山岸遼太郎(金沢ふるさと偉人館)、なかむらくるみ(ダンス・アーティスト、カラダ媒介人)、山下亜紀郎(筑波大学)

[会場]  金沢21世紀美術館
レクチャー・パフォーマンス:シアター21
ラン(集合場所):プロジェクト工房

[参加費]

レクチャー・パフォーマンス、ランともに参加  2,000円
パフォーマンスのみの参加  1,000円

[定員] 

レクチャー・パフォーマンス  各回 40人
ラン   各回 8人

◯レクチャー・パフォーマンスは先着順・要事前申込。
◯ランは先着順・要事前申込。お一人様一回のみの参加に限ります。
◯ランのみの参加は受け付ていません。

[主催] and run 実行委員会
[共催] 金沢21世紀美術館[公益財団法人 金沢芸術創造財団]

 


折橋直紀(カイロプラクティック折橋治療院)
1950年生 1980年カイロプラクティック折橋治療院を開院、現在に至る。その間トレーナーとして中日ドラゴンズや落合博満選手に係る。ランナーとして名古屋ー金沢桜道270kmを10年間完走。その他各種ウルトラマラソンやトライアスロンを走る。

山岸遼太郎(金沢ふるさと偉人館)
金沢市出身。平成3年生まれ。北海道大学文学部卒。北海道大学大学院文学研究科を修了後、令和3年3月まで童謡・唱歌とおもちゃのミュージアム わらべ館(鳥取市)に勤務。同年4月より金沢ふるさと偉人館(金沢市)学芸員。

なかむらくるみ(ダンス・アーティスト

、カラダ媒介人
ソコニダンス by KURUMI NAKAMURA主宰。2018年Rambert School of Ballet and Contemporary DanceにてDiploma取得。帰国後、県内複数の福祉施設で「だんす教室」を定期開催。
2018年イタリアにてDance Well Teachers Courseを修了し、国内外でダンス・ウェルクラスを実施している。社会で生きる様々な人の身体に魅了され、日常から生まれるその美しさをダンスで社会に魅せる作品を制作・発表している。

山下亜紀郎(筑波大学)
筑波大学生命環境系助教。金沢市出身。筑波大学大学院地球科学研究科単位取得退学。博士(理学)。東京大学空間情報科学研究センター,酪農学園大学環境システム学部を経て現職。金沢の用水の研究は,大学院の修士論文で取り組んで以来,現在まで続けている。

 


◉オープニング
6.3 Sat.  18:30~20:00
参加無料予約不要
オープニングレセプションを開催致します。みなさまぜひお集まりください。

◉ダンス・ウェル
本展会場にて、フリースタイルの身体表現活動「ダンス・ウェル」のワークショップを開催致します。
6.17 Sat.  10:30~12:00
参加費  1,000円
定員15名 先着順・要申込み
Googleフォームからお申込み下さい。メールでお申し込みの場合は、「お名前」「メールアドレス」「電話番号」をdancewell.ishikawa@gmail.comまでお送りください。
[講師] なかむらくるみ(ダンス・アーティスト、カラダ媒介人)
[アシスタント] 松田百世(ダンサー)、松本拓也(舞踏家)
[主催・お問合せ]  Dance Well石川